HOME > カーテンのお手入れ方法
カーテンのお手入れっていつも後回しになりがちじゃないですか?
カーテンには、部屋の内外のほこりや、手垢などの汚れが意外とついています。
どうしても忘れがちなカーテンのお掃除ですが、日頃から、はたきをかけたり、掃除機のブラシでほこりを吸い取るなどしてください。
また、カーテンレールもほこりやごみが水分を含むことで、カビも発生しやすくなり、結露もカビや汚れの原因になります。カーテンと同様に日頃からのお掃除が大切です。
ドレープは年に1回、レースカーテンは年に2〜3回程度を目安に洗濯をしてください。長期間洗濯をしないと、繊維の劣化の原因にもなります。
どうやって洗えばいいの?
先ず、カーテンについている洗濯ラベルをチェック!
洗濯機OKだったら、カーテンのほこりを払いフックを全部はずし、プリーツだたみにして、ネットに入れます。
洗濯機の設定を「弱水流(お持ちの洗濯機の説明書をご覧ください。)」にし、水量は「最大」にしてください。
洗剤は、デリケートな衣類用の中性洗剤を。
脱水時間は短めにして、乾燥機の使用は控えましょう。
どうやって干すの? アイロンはかけていいの?
元のカーテンレールに吊り、自然乾燥させるのがおすすめです。吊る前には、必ずカーテンレールを掃除しましょう。
吊ったら、軽くたたくか引っ張るかして形を整え、自然乾燥させてください。 屋外で干すときは、必ず陰干しにしてください。また、乾燥機は使用すると生地が変質したり、縮んだりする恐れがあるので、使用しないで下さい。
アイロンは必ず、取り扱い絵表示を確認し、その指示に従ってください。
クリーニングに出していいの?
クリーニングに出すときは必ずフックをはずしてから出しましょう。カーテンはクリーニングに出すと、多少収縮します。特に、綿、麻などの天然繊維は収縮率が高くなります。 クリーニング店で洗濯絵表示を確認するようにしましょう。
汚しちゃった!どうしよう。
口紅や食べ物など汚れが付いてしまったときは、すぐにふき取りましょう。落ちにくい汚れは、衣料用中性洗剤を薄めたものを布に含ませ、下にきれいな布を当てた状態で、上からたたくようにします。また、洗剤をしみこませた布でつまむようにふき取る方法もあります。汚れを広げてしまわないように注意しましょう。
たたみ方がポイント! 洗濯の後十分に乾燥させたら、カーテンをよりよい状態に保つためには、プリーツだたみがおすすめです。きれいにたたみましょう。
たたんだカーテンは、湿気などからカーテンを守るためにビニール袋に入れてしまいます。圧縮袋は、生地によっては、一度しわが付くと取れにくい性質を持っているので避けたほう
がいいです。
できれば一年に一回、住居用洗剤をうすめた液で拭いたあと水拭きします。
ウッドレール・装飾パイプレール等は、放っておくとレールにたまったほこり等でカーテンの動きが悪くなり、カーテンの寿命を縮める原因になるため、メンテナンスは大切です。市販のシリコンスプレーを塗布してレールのすべりを良くします。このシリコンスプレーはカーテンレールの他、アルミサッシ・扉など、可動部位に吹き付けるだけでたちまち滑りが見違えるほど良くなります。ただし、敷居や引き戸レールには絶対使用しないで下さい。床が滑って非常に危険です。
シリコンスプレーは、CRC-556等の油脂系潤滑剤と違って無臭性で、べとつかず、ほこりをよせつけません。